走行距離が多いだけで悪い中古車とは限りません
9月23日の中古車お探しブログです。
中古車を探していると、「走行距離が10万kmを超えている車は避けたほうがよいですか?」というご質問をいただくことがあります。
確かに、走行距離は中古車の状態を判断する大切な目安です。しかし、走行距離が少なければ必ず状態が良く、距離が多ければ必ず故障しやすいとは限りません。
走行距離だけで判断せず、年式、整備履歴、使用状況、消耗部品の交換状況などを総合的に確認することが大切です。
年間走行距離を計算してみましょう
中古車の走行距離を見るときは、総走行距離だけでなく、登録から何年経過しているかも確認しましょう。
例えば、10年経過した車が10万km走っている場合、年間の平均走行距離は約1万kmです。一般的な使用状況の範囲と考えられる場合があります。
一方、10年経過しているのに走行距離が2万kmしかない車は、距離だけを見ると魅力的ですが、長期間動かしていなかった可能性もあります。
- 初度登録から何年経過しているか
- 年間平均で何km走っているか
- 走行距離の記録に不自然な点がないか
- 車検証や整備記録と距離が合っているか
年式と走行距離のバランスを見ることで、その車がどのように使われてきたのかを考えやすくなります。
整備履歴が残っている車は判断しやすくなります
走行距離の多い中古車を検討するときは、これまでの整備履歴が重要です。
点検整備記録簿などが残っていれば、定期的に点検を受けていたか、どの部品が交換されているかを確認できます。
- エンジンオイルを定期的に交換していたか
- 車検や法定点検を受けていたか
- ブレーキ部品の交換履歴があるか
- バッテリーをいつ交換したか
- 冷却水やベルト類を点検しているか
- 大きな修理を行った履歴があるか
走行距離が少なくても、オイル交換や点検が十分に行われていない車は注意が必要です。
反対に、走行距離が多くても、必要な整備や部品交換が行われてきた車は、購入候補として検討できる場合があります。
近距離走行と長距離走行では車への負担が違います
同じ走行距離でも、どのような使われ方をしてきたかによって車の状態は異なります。
短い距離の買い物や送迎を繰り返してきた車は、エンジンが十分に温まる前に停止する使い方が多くなります。また、発進や停止を繰り返すため、ブレーキやバッテリーへ負担がかかることがあります。
高速道路を中心に長距離を走ってきた車は、走行距離が伸びやすい一方、一定速度で走る時間が長く、車への負担が比較的少ない場合もあります。
- 通勤や営業で長距離を走っていた
- 近距離の買い物を中心に使っていた
- 山道や坂道を走る機会が多かった
- 荷物を多く積んで使用していた
- 長期間使用していない時期があった
前の所有者の使い方をすべて確認できるとは限りませんが、車内や荷室、ペダル、シートなどの状態から分かることもあります。
走行距離が多い車で確認したい消耗部品
走行距離が増えると、交換時期を迎える部品も増えてきます。
- タイヤ
- ブレーキパッドやブレーキローター
- バッテリー
- ワイパーゴム
- 補機ベルト
- スパークプラグ
- ショックアブソーバー
- ドライブシャフトブーツ
部品の交換時期は車種や使用状況によって異なります。
購入価格が安くても、納車後すぐに複数の部品交換が必要になれば、結果として費用が多くかかることがあります。
車両価格だけではなく、納車前にどのような点検や整備が行われるのかを確認しましょう。
タイミングベルトの有無も確認しましょう
中古車の中には、エンジンにタイミングベルトを使用している車種があります。
タイミングベルトは一定の年数や走行距離を目安に交換が必要となる部品です。交換されていない場合は、購入後の費用を考えておく必要があります。
一方、タイミングチェーンを使用している車でも、オイル管理が悪いと不具合につながる可能性があります。
- タイミングベルトを使用する車種か
- 交換歴を確認できるか
- 交換を示すステッカーや記録があるか
- エンジンから異音が出ていないか
ベルトかチェーンか分からない場合は、車種や型式から販売店へ確認しましょう。
走行距離の少なすぎる中古車にも注意が必要です
走行距離の少ない中古車は魅力的ですが、長期間動かしていなかった車には別の注意点があります。
- バッテリーが弱っていないか
- タイヤが古くなっていないか
- ブレーキにサビや固着がないか
- ゴム部品が劣化していないか
- オイルや冷却水が劣化していないか
- エアコンが正常に作動するか
年式が古いのに走行距離が極端に少ない車は、保管状況や使用されなかった理由も含めて確認することが大切です。
諏訪地域では下回りの状態も重要です
諏訪市や茅野市周辺では、冬に融雪剤が使用される道路があります。
走行距離が少ない車でも、融雪剤が付着したまま使用されていた場合は、下回りにサビが発生していることがあります。
- 車体の骨格部分
- ブレーキ配管
- マフラー
- サスペンション周辺
- ボルトや取り付け部分
- タイヤハウスの内側
特に4WD車や軽自動車を探す場合は、外装のきれいさだけではなく、下回りまで確認することをおすすめします。
10万kmを超えた中古車は避けるべきですか?
10万kmという数字だけで、購入対象から外す必要はありません。
ただし、これから何年間、年間何km程度乗る予定なのかを考える必要があります。
例えば、購入後に毎年2万km走る方と、年間3,000km程度しか乗らない方では、適した車の条件が異なります。
- 購入後に何年間乗りたいか
- 年間の予定走行距離
- 通勤や仕事で毎日使用するか
- 故障時に代わりの車が必要か
- 将来の売却を考えているか
購入価格を抑えて短期間使用したい場合は、整備状態の良い多走行車が選択肢になることがあります。
一方、長期間乗り続けたい場合や、数年後の売却価格を重視する場合は、走行距離を抑えた車を検討したほうがよい場合もあります。
乗り出し総額と今後の整備費用で比較しましょう
中古車を比較するときは、車両本体価格だけで判断しないことが大切です。
- 登録などに必要な諸費用
- 納車前の点検・整備内容
- タイヤやバッテリーの状態
- 保証の対象範囲と期間
- 購入後に必要となる整備費用
- 次回車検までの期間
価格の安い車でも、すぐにタイヤ、バッテリー、ブレーキなどの交換が必要になる場合があります。
必要な整備や保証を含めた乗り出し総額で比較すると、購入後の負担を判断しやすくなります。
走行距離の多い中古車を確認するチェックリスト
- 年式と走行距離のバランス
- 点検整備記録簿の有無
- エンジンオイルの管理状態
- エンジンやミッションの異音
- 警告灯の点灯がないか
- タイヤやブレーキの残量
- オイルや冷却水の漏れがないか
- 下回りに大きなサビがないか
- 納車前の整備内容
- 保証の内容と期間
すべてをご自身で判断するのは難しいため、候補車が見つかったら販売店や整備工場へ確認しましょう。
よくある質問
走行距離と年式は、どちらを優先すればよいですか?
どちらか一方だけで判断するのではなく、整備履歴や車両状態も含めて確認することが大切です。新しい多走行車と古い低走行車では、それぞれ注意点が異なります。
走行距離が10万kmを超えると故障が急に増えますか?
10万kmを境に必ず故障が増えるわけではありません。ただし、消耗部品の交換時期を迎えている可能性があるため、整備履歴と現在の状態を確認する必要があります。
走行距離の多い車でも保証へ加入できますか?
保証会社やプランによって、加入できる年式や走行距離、保証される部品が異なります。購入前に加入条件と保証内容を確認しましょう。
年式や走行距離だけに偏らず中古車をお探しします
車お探し専門店 トラストカーサービス諏訪店では、全国の中古車オークションネットワークを活用し、ご予算や使用目的に合う中古車をお探しします。
「走行距離はどこまでなら大丈夫か」「できるだけ予算を抑えたい」「購入後に長く乗れる車を探したい」など、条件が決まっていない段階でもお気軽にご相談ください。
正式なお申し込み後、購入候補として具体的に検討するお車については、必要に応じて入札前の車両確認を行います。修復歴、内外装、機関状態、整備履歴、下回りなども確認します。
必要な整備、保証、諸費用を含めた乗り出し総額で分かりやすくご案内し、ご購入後の車検や点検、整備まで地域密着でサポートします。
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