中古車保証は「付いている」だけでは判断できません
9月25日の中古車お探しブログです。
中古車を購入するとき、「保証付きと書いてあるから安心」と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、中古車保証は販売店や保証プランによって、期間、走行距離、対象部品、修理できる場所などが異なります。
保証の有無だけでなく、どの部品が、どのような条件で保証されるのかを購入前に確認することが大切です。
最初に保証期間と走行距離を確認しましょう
中古車保証には、「納車から○か月」などの期間と、「納車から○kmまで」などの走行距離が設定されていることがあります。
期間と走行距離の両方が設定されている場合は、一般的にどちらか早く到達した時点で保証が終了します。
- 保証開始日はいつか
- 保証期間は何か月または何年か
- 走行距離の上限があるか
- 期間と距離のどちらを優先するか
- 保証を延長できるプランがあるか
通勤や仕事で毎日長距離を走る方は、保証期間だけでなく、走行距離の上限を必ず確認しましょう。
保証対象となる部品を確認しましょう
「中古車保証付き」と表示されていても、車に使用されているすべての部品が保証されるとは限りません。
保証の対象になりやすい主な部品として、次のようなものがあります。
- エンジン内部の主要部品
- トランスミッションの主要部品
- ステアリング関連部品
- ブレーキ関連部品
- エアコン関連部品
- 電装部品
- 安全装備に関係する部品
ただし、実際の保証範囲は保証書やプランによって異なります。
エアコン、カーナビ、パワースライドドア、衝突被害軽減ブレーキなどを重視する場合は、それぞれが保証対象に含まれているかを確認してください。
消耗品は保証対象外になることがあります
タイヤやワイパーなど、使用することで摩耗・劣化する部品は、保証の対象外になることがあります。
- タイヤ
- ブレーキパッド
- ワイパーゴム
- バッテリー
- 電球類
- ベルト類
- オイルや冷却水などの油脂類
- クラッチディスク
これらの部品は、故障というよりも定期的な交換が必要な消耗品として扱われることがあります。
保証対象外であっても、納車前にどの程度残っているか、すぐに交換が必要ではないかを確認することが大切です。
故障の原因によって保証されない場合があります
保証対象の部品であっても、故障の原因によっては保証が適用されない場合があります。
- 事故や接触による故障
- 誤った操作による故障
- 改造部品が原因となった故障
- 指定された点検やオイル交換を行っていない
- 警告灯が点灯したまま走行を続けた
- 自然災害や冠水による故障
保証を利用するために、定期点検やオイル交換の記録が必要になる場合もあります。
購入後は点検や整備を適切に行い、整備記録や領収書を保管しておきましょう。
修理できる工場も確認しておきましょう
中古車保証によっては、購入した販売店への持ち込みが必要な場合と、全国の指定工場などで修理を受けられる場合があります。
- 修理はどこへ依頼するのか
- 販売店への事前連絡が必要か
- 遠方で故障した場合も対応できるか
- レッカー費用は保証されるか
- 修理期間中の代車を利用できるか
- 自分で修理工場を選べるか
販売店へ連絡せずに修理を依頼すると、保証を利用できないことがあります。
故障したときは、すぐに修理を依頼するのではなく、最初に保証窓口や購入した販売店へ連絡しましょう。
保証には修理金額の上限がある場合があります
保証期間内であっても、修理回数や修理金額に上限が設定されていることがあります。
- 1回の修理金額に上限があるか
- 保証期間中の累計上限があるか
- 部品代と工賃の両方が含まれるか
- 修理時に自己負担金が必要か
- 部品は新品・中古・再生品のどれを使用するか
保証期間の長さだけを比較せず、修理金額の上限や自己負担の条件も確認してください。
ハイブリッド車や安全装備付き車は保証範囲に注意しましょう
ハイブリッド車や先進安全装備を備えた中古車には、一般的なガソリン車とは異なる部品が使用されています。
- ハイブリッド用バッテリー
- インバーター
- モーター
- 衝突被害軽減ブレーキのカメラやセンサー
- 追従機能付きクルーズコントロール
- 電動パーキングブレーキ
これらの部品が一般的な保証に含まれているとは限りません。
ハイブリッド車や安全装備付き中古車を検討するときは、専用部品が保証対象かどうかを確認しましょう。
メーカー保証が残っている場合もあります
比較的新しい中古車では、新車登録時からのメーカー保証が残っている場合があります。
ただし、メーカー保証を引き継ぐために、保証継承の点検や手続きが必要になることがあります。
- メーカー保証が残っているか
- 保証継承ができる車両か
- 保証継承の費用が総額に含まれているか
- 保証書や整備記録簿があるか
- 改造などによる影響がないか
年式の新しい中古車を購入する場合は、販売店独自の保証だけでなく、メーカー保証についても確認しておくと安心です。
保証と納車前整備は別々に確認しましょう
保証が付いていても、納車前の点検や整備が不要になるわけではありません。
保証は故障した後の修理に備えるものですが、納車前整備は購入時点で必要な点検や部品交換を行うものです。
- 納車前に何項目を点検するか
- オイルやエレメントを交換するか
- ブレーキやタイヤを確認するか
- バッテリーの状態を確認するか
- 故障診断機による確認を行うか
- 交換が必要な部品の費用が総額に含まれるか
「保証があるから、故障してから直せばよい」という考えではなく、納車前に必要な点検整備を行うことが大切です。
有料の延長保証は必要ですか?
有料の延長保証へ加入するかどうかは、車の年式、走行距離、使用期間などによって判断が変わります。
次のような方は、延長保証を検討する価値があります。
- 購入した車へ長期間乗る予定がある
- 通勤や仕事で毎日使用する
- 走行距離が多くなる予定がある
- 電装品や安全装備の多い車を購入する
- 突然の修理費用に備えたい
一方、保証料、対象部品、修理金額の上限を確認し、加入する価値があるかを比較することも必要です。
保証内容は口頭だけでなく書面で確認しましょう
保証に関する説明を受けたときは、保証書や約款などの書面も確認してください。
- 保証対象部品
- 保証対象外となる部品や条件
- 保証期間と走行距離
- 修理金額の上限
- 故障時の連絡先
- 修理を依頼する手順
分からない言葉や条件があれば、購入を決める前に販売店へ質問しましょう。
中古車保証の確認チェックリスト
- 保証期間は何か月または何年か
- 走行距離の上限があるか
- エンジンやミッションが対象か
- エアコンや電装品が対象か
- ハイブリッド部品や安全装備が対象か
- 消耗品はどこまで対象になるか
- 修理金額や回数に上限があるか
- 自己負担金が必要か
- 故障時にどこへ連絡するか
- 遠方でも修理を受けられるか
よくある質問
保証期間が長ければ安心ですか?
期間の長さだけでなく、対象部品や修理金額の上限、自己負担の条件を確認することが大切です。長期保証でも、必要な部品が対象外になっている場合があります。
保証期間中なら修理代はすべて無料ですか?
保証内容によって異なります。消耗品、保証対象外の部品、限度額を超えた修理などは、自己負担になる場合があります。
購入後に保証へ加入できますか?
保証プランによっては購入時のみ加入できる場合があります。加入を希望する場合は、契約前に販売店へ確認しましょう。
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